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2007年2月16日 (金)

実は見えないリニューアル

今週実は検索のメインロジックの大きな入れ替えがありました。真相はそのうちわかります。特許出願に関連する事項になってきますので、詳しい内容については割愛します。(そのうち説明ページは作ります)

ふりかえってみれば今当社が進めているモバイル検索のクラスタリング&バーティカルサーチ戦略という分野において、一定の競争力を発揮できるようになってきたのかな、と感じるようになったのは、昨年の10月中旬ぐらいからでした。おかげさまで多数の識者の方からも高い評価をいただけるようになってきました。検索クエリ数も11月上旬と直近との比較では300%以上になっています。(他社がどれだけ伸びているのかよくわかりませんが、iメニューの順位はなかなかあがりません・・・が、別に全キャリアでユーザーは勝手に増え始めてるし、あまり気にしないことにしました)

バーティカルサーチは一見参入障壁が低そうな分野ですが、ユーザー数が一定の閾値を超えたり、検索ニーズが多様化しはじめると、それをさばくのは結構大変です。開発したり、参入しようとする人たちはこれからも増えると思いますが、検索サービスは、アルゴリズムの絶対的価値が重要ではなくて、常に改良・改善・継続的運営が実現する収益化の努力を進めていく運用力にこそ、その競争力の源泉があるように感じます。(じゃなかったら他社からOEMしてもらったほうが早い)

ましてや、モバイル検索のキーワードの指向は、時間単位でどんどんかわります。(この直近で検索されるワードはTVCMしているモバゲーはもちろん多いんですが、「恋空」「モスキート音」など短期的な偏差で特異に出てくるものも・・・)当社の検索ランキングの全体の過半数は人名です。これは人名を入れて有益な情報が一番hitするモバイル検索サービスに何よりF★ROUTEがなってきていることの反映でしょう。(他社の検索結果にF★ROUTEの検索結果がよく出るようになってきたのを最近よく感じる)トレンドはどんどんかわっていくし、人名以外にもまだまだ開拓できる分野はたくさんあります。

これは私見になりますが、検索システムを開発できる・設計できるエンジニア・コンピューターサイエンティストは人材としては大変貴重な存在ですが、彼らがいるだけでは検索システムはうまくできても、検索サービスはうまくいかないように思います。誤解を恐れずに言うならむしろそうした力をうまく生かせるプロデュース力・組織としての哲学・みたいなところこそがそれがスケールするための何より重要な鍵でしょう。

昨年の9月の中旬ぐらいに、今後のことを考えた検索のベースの共通ラットフォームを作りリリーススピードが劇的に向上したのですが、そのプラットフォームも来月大きくバージョンがあがりますが(いよいよPHPからは離脱)、今回のメインロジックの入れ替えは、アルゴリズムの根底的な改革につながるものであり、検索結果のパフォーマンス改善に中期的に大きく寄与していくことでしょう。

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