誰がそんな権限をもって決められるのか
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/37591.html
総務省からお達しが出ました。
来年はいろいろと転換点になりそうです。高校生向けサイトというのは、基本厳しくなるのでしょう。
今回は強制的適用にかなり近く、かなり思い切って踏み込んだ強い制度適用であり、私は現時点で大変猶予すべき問題であるとは思いますが、業界関係者は重く受け止める必要があると思います。
ただ思うに、仮に一番制度的にソフトランディングな、ブラックリスト方式になったとして、魔法のiらんどなどはどうなるのでしょうか。こういった場所はそもそも8年前から利用できていたわけですし、ケータイ小説などの新しい分野を開拓してきた場所でもあり、一方で学校裏サイトみたいな機能も作れてしまいます。(パトロール等で削除されているようですが)
一方でモバゲータウン(同種の10代をターゲットにしているモバイルSNS)にもケータイ小説を作ることができる機能などはある一方でおそらく今回の規制のターゲットの一つとして想定されていると思われます。だれがどんな権限で、どのサイトはNGか、どのサイトはOKかを決めるとでも言うのでしょう。
携帯電話からインターネットに接続できるようになった段階でこうした問題はそもそも内在しているわけであり、検索機能と定額制を通信キャリアが採用するというパンドラの箱をあけてしまった以上、PTAが叫んだところで、一度知ってしまった以上は、ユーザーはPCなりDSなり他のものを使ってアクセスするだけですよね。そもそも携帯インターネットは、ISP機能をも通信キャリアが寡占しているからこそ、こうした要請を受けざるを得なくなっているようにも思います。
まあ運転免許みたいな感じにして、リテラシーチェックみたいなものを経ないと使えないようにするとか、そういう感じにはならないんですかね。
ちなみにモバゲータウンでは、今回の通達をうけてなのか、現時点で18歳以下のコミュニケーションに関して、ミニメール制限などの対策を昨日エンドユーザーに対して発表した模様です。ただし私見では今回の通達と同時期であり、そういう意味では、総務省は仕事をしていることになるのかもしれません。
さてさて、うちの持家である検索サイトは中立であるべきだと思うし、別に10代に特化してサービス提供しているつもりはありませんが、これどうあるべきなのだろう、と思います。
私は今回の規制は、携帯電話から基本メール以外に一切インターネットを使えなくしてしまう、という強制力をもってして、水際で若者を守る、という視点では、ある意味英断なのかもしれないなと思っていますが、サービスごとに使えたり使えなくなるというのは正直理解に苦しむ部分がかなりあるな、と思っているだけです。まあいずれにしても定額制ケータイの普及率は下方修正を余儀なくされるでしょう。
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