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2008年11月27日 (木)

アジアのモバイル事情

遅くなりましたが、先週一週間かけて、マカオで開催されたGSMAのカンファレンスに行ってきました。アジアのモバイル関連企業がカジノリゾートに集まるというイベントでした。本家のスペイン・カタロニアで毎年2月に開催されているもののアジア限定縮小版みたいな感じです。入国審査から優遇されるというなかなかすごいカンファレンスでした。

まず驚いたのは、中国人があまりいない。スタッフから中国語は聞こえてきましたが、ここがマカオなのかと思ってしまいました。代わりにインドと北欧の人が結構目につきました。あとアラブ系っぽい人たちもちらほら。インドの人たちの数の多さと、話が面白かったです。中国以上に中華思想っぽかったですね。

現地では、パネルディスカッション以外にもたくさんの部内会議みたいなものが開催されていました。日本と同じく、青少年へのモバイルの影響についてディスカッションする会もあれば、モバイルの行動ターゲティング広告についてのプライバシー問題を議論する会もありました。(でもそうした専門的な会は、事前招待が必要で、グローバルにやってない人たちには声がかからないみたいです)

あと、ソフトウェア系の会社がすごく多くて、モバイル業界と行っても、主戦場はグローバルにもソフトウェアやコンテンツになってきているのだ、と思いました。そうすると、参入障壁はますますなくなり、差別化とマーケティングの競争も厳しいものになるなあと思いました。日本で最先端だとか我々が自負したところで、別に同じような話はたくさんありました。

東南アジアでは、断然インドネシアがすごいようです。インドネシアは3Gが本格的に普及しているからなんでしょうかね。(よくわからない)これはこの間とある人から同じようなことを聞きました。3Gが普及するとアジアとインドはすごいかもですね。

日本人もほとんどいなかったので、歩いていると日本人っぽい人に何度か「Are you a journalist?」と聞かれました。日本からは、ドコモの社長と、イーモバイルの社長の方が来ていたので、取材で来ていた人がいたようです。

日本国内の事情で、紹介されていたのはモバゲータウン(アバターとかの話ではなくてゲームの話)ぐらいです。アジアの人たちは、なんとなく日本が進んでいるというイメージはあるみたいだけれど、具体的なことはあまり知らないみたいですね。今回のテーマは、3Gでケータイが変わるぞ、ということだったのに、SNSや検索の話はあまり出てこなかったですね。

先日宮崎にいったときにも思ったけれど、3Gになったところで、SMSでURLが送れない、メールの受信・送信にお金がかかる間は、彼らの言う本当の意味でのブレイクはまだまだしばらく先でしょう。pushがないのは携帯をネットメディアとして依存させて使うには、とても難しいです。日本でモバイルSNSが流行ったのは、携帯メールでSNSコミュニティーの状況が逐一メールプッシュで届いたりしていたからだと思ってます。

チャイナモバイルのCEOが来ていて、その日の夜、テレビでニュースに出てましたね。

off deck site の話とか、village phoneの話とかも普通にありましたが、宮崎の話とかぶりました。

さて、今回の場所はベネチアンホテル。まずこのホテルの巨大さにびっくり。(私は方向音痴ではなくてかなり土地勘 のいいほうですが、ここのホテルのカジノは驚異的に広くて何度も迷子になりました)ホテルのまわりでは、ひたすら新しいホテルの建設ラッシュです。巨大な ショッピングモールはもちろん、ちょっと前に書いたシルクドソレイユの劇場(ZAIA)もあったし、プロテニスの室内コート(観戦ができる)もありました。そこのコンペンションセンターを貸し切っての開催でした。

ほかにもいろいろありましたが、それは社内向けに書きます。

明日はmobidecに参加します。

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