MMarketスタート
なんだか中国移動がアップルストアのようなことをはじめました。(と宣言しました、、、)その名も「MMarket」。オープン記念イベントには、社長も参加されたようです。
http://labs.chinamobile.com/focus/mobile_market/
しかし肝心のURLにアクセスしても、まだつながらなかったり、その船出はなかなか順調ではないようです。そもそもこのメニューをユーザーはどこから知るのでしょうかね。
すでに、モバイル事業を展開しているこちらの事業責任者の複数人にいろいろ聞いて回っていますが、いくら個人でアプリケーションの提供が可能になったとしても、対応しなければならないプラットフォームが多く、多くは様子見、というのが現実のようです。
敷居の下がったからといってMMarketに参入しなくても、代行SP業が普通に氾濫する中国では、課金回収代行が使えるようになる敷居・メリットは多分日本国内より圧倒的に低く、あえてこうしたプラットフォームに参加する意味は、ユーザーが流れてるならまだしも、そこまで高くない、とか。
ちなみにこのMMarketは、モバイルの利用最前線である、広州中国移動が中心となって先行トライアルが試みられていたようです。
モバイル業界の新しいトレンドはそういう意味でも、やはり華南が中心のように思えてしまいます。開発拠点もしかりです。MMarketやOphone向けのディベロッパーカンファレンスは深センで行われているようですね。中国移動の出資する開発子会社・卓望の拠点は深センです。
この卓望、モバイル業界の業界誌を発行しています。(D2Cさんがモバイル広告の業界紙を作られているような感じです)これがなかなか面白くて、でも普通の本屋さんには売ってないみたいです。たまたま卓望のほうにコネが効く人と知り合いで雑誌をもらって最近少しずつ読んでます。
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