2009年5月23日 (土)

ユーザーはどこへ行く

スタービーチがサービスの一部終了を発表したり、EMMAを通過していないサイトのアクセスが(おそらく)減少したりと、明らかに勝手サイトのユーザーの大移動が起こりつつある(ように見える)昨今ですが、それではユーザーはどこに行ったのか、ということがもっぱらの関心事ですが、私が知る限りでは別に「リアル」という世界にそこまでユーザーが大移動している印象もありません。

そうするとじゃあ実際はどうなのか、ということはいろいろな人から聞かれることですが、残念ながら私もよくわかっていません。ただし一サイトあたりの滞在時間数が増えて、あまりたくさんのサイトを渡り歩かなくなってきているなかでそうした動きが相殺されているのかな、ということは痛感します。

実際にロイヤリティーの高いユーザーをかこっているサービスほど、PVや収益で打撃を受けていないような印象があります。

たくさんの裾野の広さを追いかけることよりも、少数のユーザーのパフォーマンスをいかにして高めうるか、潜在性の高いユーザーを囲い込んでいるか、とか。

これまでは投資家は、不確定的な要素については、とにかく裾野の広さや、広くなりうるポテンシャルがあるかどうか、をもっぱら評価してきたような、気がしますがここから先はどうなのでしょうかね。

グリーのユーザーの大半が釣り竿を「積極的」には購入しているわけではないことは皆が知っていますが、一方で投資家はグリーが1000万人のコミュニティーだと見ていたりします。

まあ、サービス産業とは総じてそうしたものなのかもしれません。世の中に対する影響力としてはそれでも裾野の広さが重要だけれど、実質的な本質は、そこにはない、とか。

以前運営していたことがある掲示板サイトでは「なりきりチャット」と呼ばれるニッチな一分野がPVや広告収益のパフォーマンス全体の85%を占めたこともありました。

たまにはつぶやいてみました。

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2009年5月22日 (金)

iモードブラウザとmixiアプリ

今年の一番というか唯一の新規事業ネタであるこの2つのテーマは実は今後案外密接に関連してくる。

ただし、数年前と異なり、エンドユーザーに対する情報の広がり方が多様化しており、新プラットフォーム(この場合新しいブラウザ)の広がり方が遅いため、当初その影響はどうしても限定的になる。

だからこそ、既存の抵抗勢力にじゃまされることなく、新たに踏み出すことができたのかなあ、と思っている。(でも逆に言えばブラウザのAJAX化なんてもっと早くできたはずなので、こんなに時間がかかってしまった、というのが正直なところだろう)

さらにふみこむと今後は、mixiに依存しなくても、オープンなアプリケーションを誰しもが作れるようになる。モバイルサービスはこれまで閉鎖的なものばかりだったから、少しでもオープンでインタラクティブな思想のアプリケーションは案外多くの人たちを魅了するかもしれない。googleの検索結果にエフルートの検索結果を出したりいろいろできるようになる。

メディアやサイトやブックマークという概念が大きくかわる。その変化を生かせたのはfacebookやgoogleであり、失敗したのがyahooやmyspaceだったということかな。

既存の勢力側からは、これまどでおり「検討はするけれどたいした問題ではない」というスタンスだろう。これは定額制がはじまったり、フルブラウザーが始まったり、検索エンジンが投入されたり、モバイルSNSが登場したときと基本的には同じことだ。

つまりは、一見すると、関係者にとってはたいしたことがないように見えるネタこそが、次の時代の新しいイノベーションを生み出しうるネタになるということだ。モバイル業界のイノベーションにはあまり連続性がないことは昔からある経験則な話だ。

私が今踏み出そうとしている、海外事業も、事情をよく知る人ほど、案外さめた目で見られているのが現実だ。それでも自分なりの確信と、確固たる自信があるのなら前に進まなければならない。

新しい分野へのチャレンジの答えは自分の心の中にある。

mixiアプリについての希望を書けば、グリーがmixiアプリを提供して、mixiユーザーとグリーユーザーが一緒につりゲームで遊べるようなよくわからない状況がいろいろ起こってほしいなあ、ということかな。(まあ無理だろうけれど)

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2009年3月18日 (水)

iPhone向けにそろそろ動く

iPhone 3.0を見ていて、端的に言ってこれはそろそろ動かないといけない状況に差し掛かった、と肌で感じた。imodeでいうと、受けた印象としては502iが登場したときの感覚に似ているのではないか。

香港に行ったときに3.5Gのサービスを見せてもらって痛感したが「ケータイサイト」は、通信キャリアに近すぎて、端末に近すぎてなかなか身動きが取れない。一方ですごい勢いでインターネット×スマートフォンの分野に広大なフロンティアとイノベーションの機会が誕生しつつある。

私が直近で感じるプラットフォーム・ハード分野における大きな流れは、この強力なスピードで大衆パッケージ化が進むスマートフォンの分野と、SSDサーバーの分野にあるのかなと、感じる。これらの上で流通するソフトの流れが大きく変わろうとしている。

もっとも、タッチパネルメディアがモバイル端末のデファクトとはならないと思うのと、iPhoneの上では、コンテンツは作れても、メディアは作れない。それをどうするか、かな。

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2009年2月16日 (月)

GREEがmixiを抜く

ニュースというわけではないのかもしれませんが、今日のiMENUのカテゴリー更新で、なんとmixiモバイルとGREEモバイルの順位が変わっています。過去に大人の事情で、mixiモバイルが最下位に下がったことはあったようですが、こういうことは初めてなのかなあ、と思います。

それぐらいGREEが躍進しているという一つの象徴しうる指標なのかもしれません。

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2009年2月13日 (金)

分身とかペットの話

最近巷でケートラというサイトがはやり始めているらしい(ホントかな?)、という話を聞いていろいろ調べてみた。

これは、GPSと連動させて自分の分身がトラック?にのって、全国の旅をするというケータイサイト。GPSというけれど、自分が移動しなくても人の移動している車に乗れてしまうという演出がとても斬新。全国各地でお土産を買ったりする。

コミュニティーサービスなのだが、何より細かいテイストがとてもよく出来ていると思う。マイページがフルFLASHになっていたり、コピーライトや文章のテイストがよい!どの会社がやっているのだろうと思いきや、なんと世界のHONDAがやっているサービスであるのがさらにびっくり。

だからなのか、広告が入っていなくて、商売くさくないので、とても安心して利用できる。

エフルートで昨年からやっている「ラクだ」というサービスも同じように、分身(ペット)であるラクダが、いろいろな人の家に遊びに行く、というコンセプトはとても似ているサービス。結構自由気ままな性格(に設計された)ラクダはかなり好き。

ただ、難点もある。遊び方になれるまでが何より大変である点だ。ただ、その部分をうまく乗り越えられれば、これらの新しいモバイルSNSの分野はオーソドックスなSNSがなかなかサービス投入しにくい分野でもあり、SNSの利用形態が最近多様化してきているからこそ、まだまだ四匹目のドジョウを狙いにいきやすい分野といえよう。

ケートラもいいけれど、当社の「ラクだ」もよろしく!最近だいぶ使いやすくなりました。女の子ばかりが使ってるみたい。

ラクだ http://laqda.jp/
ケートラ http://k-tra.jp/

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2009年2月 5日 (木)

ヤフーモバイルの広告

トップページがリニューアルされたのは特にいいとして、興味深いのは広告枠の大きさが変わったことにある。このトップページの新しい広告バナーサイズは、各通信キャリアのトップメニューの広告バナーと同じ大きさであるはず。

これにmixiなど大手SNSメディアが追随すれば、新しいブランディング広告枠として、その価値を高められるのではないか、と思う。(多分仕掛けてくるだろう)この枠は、ヤフーにはまだ配信されていないっぽいが、今だとちょうどバレンタインに向けて、ゴディバの広告が配信されていたり、ブランディング広告としての付加価値は案外高いのではないか、と思う。

画面横枠いっぱいに表示される、というのがこういったパターンの広告においては、案外重要であると思う。

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2009年1月28日 (水)

いまさらですが

ドコモさんが展開されている「iチャネル」ですが、これをずっと「iチャンネル」だと勘違いしてました。どうもすみません。今日から悔い改めます!

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2009年1月10日 (土)

あなたはどのメニューにしますか

iMENUのトップメニューを選択できるようになったけれど、これ変更する人はいるのかな?
タッチパネル向けiMENUができたというのはよいかもしれませんね。

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2008年12月18日 (木)

ヤフーブランドの携帯コンテンツサービス

http://it.nikkei.co.jp/mobile/news/release.aspx?i=208161
着うたコンテンツサービスが開始されたようです。よく調べればわかることなので書きますが、実は先日既にコミックも開始されてますね。こちらのパートナーさんはBbmfさんのようですね。

一応メモ。深い意味はありません。

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2008年12月17日 (水)

グリーが無事上場

モバイル業界に2006年に突然やってきて、ほとんどゼロからの取り組みを開始して、それでもたった2年で上場した、というのはなんというか、おめでとう、というか、すごい、というか、鋭い、というか、悔しい、というか、どうなっていくのだろう、というか、個人的にはとても不思議な心象です。でもやっぱ重圧を撥ね退けてのIPOだと思うのでそれは正直すごいことだと思います。

数年間「mixiが国内ネット企業の最後の大型株だ」といっていたアナリストの方にお返しをするためにも、是非株価が下がらないように、がんばってほしいです。成長率にかげりがあるのではないかとか、内野・外野からいろいろ言われていますが、私はそんなに心配していない。(別に株主じゃないし、株価が上がるとも言ってない)昔少しだけ書いたけれど、なぜグリーが変わったのか、とかそのうちブログにまとめてみたいと思います。

それにしても、KDDIは1000億円の価値を作り出す格好の起爆剤を提供した何より張本人。素晴らしい。こういう形でもっといろいろなネット企業にオープンな形で出資してほしいと思います。

先に進む会社がこうして次々に現れるわけで、自分自身の落とし前をつけなければ、と強く思う今日この頃です。

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